トリガーポイントを使って、腰方形筋を「楽」にほぐす方法

トリガーポイント

今回はトリガーポイントを使って、腰方形筋を「楽」にほぐすポイントをまとめてみました。

 

主に腰痛の方に対して用いることが多いですが、

それ以外にも機能的な脚長差の問題など腰痛以外での問題でもアプローチする部位なので、知っておいて損はないと思います!

 

腰方形筋の概要

 

起始:腸骨稜
停止:第12肋骨、第1〜4腰椎横突起
支配神経:腰神経叢(Th12、L1〜4)
作用:腰椎の伸展、努力性呼気時の12肋骨の固定➡︎両側での作用
体幹の同側方への側屈➡︎片側での作用
腰方形筋はいわゆる背筋と言われる、脊柱起立筋の外側に位置しています。
そのため作用も脊柱起立筋と似通った作用があり、主に両側での働きと片速での働きがあります。
脊柱起立筋と異なる点は、
第12肋骨に付着しているため、呼吸運動にも関与します。
主に呼気時の肋骨の動きを制限する時に働くと言われています。

腰方形筋の関連痛領域

主に臀部の後面から前面にかけて痛みを引き起こします。

 

基本的には外速を中心とした関連痛であることが多いです。

 

トイレがーポイントの形成場所によっては関連痛の位置が下方に下がることがあります。

 

また腰方形筋は、キートリガーポイントになることがあり、腰の痛みだけでなく、下肢の疼痛(主に外側)にも関与することがあります。

 

キートリガーポイントについてはこちらをどうぞ

アナトミー・トレインの知識を使って、トリガーポイントを「楽」に見つける方法
どうも! 脱力系理学療法士のおはぎです! 今回はトリガーポイントを見つけやすくするための提案ができたらなと思います。 トリガーポイントをリリースしてるのに...

 

腰方形筋の関連痛領域が中臀筋や小臀筋の部位と近い位置になるため、この部位のトリガーポイントが腰方形筋の関連痛によって活性化することがあります。

 

腰痛の方に臀部のトリガーポイントをリリースしているのに痛みがまだ取りきれないという方は、この腰方形筋のトリガーポイントを見逃している可能性があります。

 

 

痛み以外での腰方形筋の関与

腰方形筋のトリガーポイントは腰痛以外にも、身体に様々な影響を与えます。

 

そのうちの1つとして、「機能的脚長差」があります。

 

機能的脚長差とは、実際の脚長差とは異なり形態測定などで左右の長さは同じなのにも関わらず、ある動作や姿勢になると片側の脚が短くなったり、長く感じたりすることを言います。

 

これは自分の臨床上の経験ですが、疾患を問わず様々な方にみられています。

 

この機能的脚長差の要因としてあげられるものが片側の骨盤の挙上です。

 

この骨盤の挙上が起こる事で、挙上側の下肢が短くなるため長さの違いを補うため、代償的に足部を底屈させて長さを補正したりするため足底の支持が十分に得られずに荷重が乗せにくくなるといったことが起こります。

 

そのほかにも、挙上側の股関節は相対的に内転位になるため、内転筋群の過剰収縮に伴う内転筋群のトリガーポイントによって股関節(主に鼠径部)の疼痛を引き起こしたりする可能性があります。

 

腰方形筋のトリガーポイント

 

 

腰方形筋のトリガーポイントの場所は、主に腰椎の棘突起から3〜5cmほど外側にあります。

 

その他の部位として、よくトリガーポイントが形成される場所としては、第12肋骨の周辺によく形成されます。

 

最後に

今回は腰方形筋のほぐし方を簡単にまとめてみました。

 

僕の経験上ですが腰椎の疾患の患者さんはもちろんですが、

 

中枢疾患の患者さんで内反尖足が著明な場合

 

下肢の骨折の術後や変形性股関節症や膝関節症の術後の患者で
患側へ荷重が乗せにくい人などは腰方形筋が固まっている場合が多い気がしています。

 

もし当てはまる方がいれば参考にしてみてください。

 

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