「楽」に動けるために必要な要素とは

雑感
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今回は以前の記事でも紹介した、ぐにゃぐにゃについてもう少し細かく紹介していきたいと思います。

以前の記事はこちら

404 NOT FOUND | 楽で楽しいおはぎの臨床生活
脱力系理学療法士の「楽」を伝えるブログ

 

なぜ「ぐにゃぐにゃ」なのか? 〜柔軟性について〜

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「ぐにゃぐにゃ」という風に表現しているのは、現状それ以外に良い表現が思いつかないからです(笑。

 

「ぐにゃぐにゃ」とは簡単にいうと柔軟性が高いということなんですが、柔軟性とはただ関節の可動域が広い状態を指すものでもありません。

 

柔軟性とは

やわらかく、しなやかな性質。「関節の柔軟性を高める体操」

その場に応じた適切な判断ができること。さまざまな状況に対応できること。「柔軟性のある思考」「柔軟性を備えた組織」

引用:goo国語辞書

 

ただ可動範囲のことを指しているのではなく、「しなやか」とか「柔らかい」という物質の状態を表す意味と、適応性などの意味も含んでいます。

 

実際のところ、私の中の「ぐにゃぐにゃ」のイメージは関節の可動域の大小はあまり重要ではなく、その可動範囲の中でどれだけ「楽」に動けるかという部分が重要であると思っています。

 

この「楽」に動ける範囲が広げるということを「ぐにゃぐにゃ」と表現しています。

 

頑張ればいいってもんじゃない?

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この状態を目指す理由として、私自身がまず「頑張ることが嫌い」というところがあります。

 

私の中で「頑張る」というのは、「辛いことを我慢して続ける事」だと思っています。

 

個人的な意見ですが、自分がしたくないことを続けていても、良い結果は得られにくいと感じています。逆に楽しいことは頑張らずに勝手に続けていけますし、多分好きなことをやっている人ってそれを「頑張っている」と思っていないんじゃないかなと思います。

 

自分がされて嫌なことは、相手にもしたくないと考えているので、私は基本的に相手にはなるべく「頑張らせない」で目標が達成できるように心がけています。

 

運動とは力の差異を生み出す事

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野口体操で有名な、野口三千三先生は書籍でこう述べています。

動きが成り立つための絶対必要条件はエネルギーの総量ではなくて、同一系の中において「差異」があることなのである。

引用:原初生命体としての人間 野口体操の理論

 

抽象的に表すと、
100の力が出る筋肉があっても、その反対の筋肉が80の力で反発していれば、起こる運動は20だけになります。

しかし50の力しかなくても、反対の筋肉が10の力でしか反発して来なければ、運動としては40起こることになります。

 

主動作筋としての力は、上に書いた筋肉の方が強いですが、拮抗筋の緊張が高ければ結果として起こる運動は弱いものになります。

逆に主動作筋の力が弱くても、拮抗筋の緊張がコントロールされていれば、結果として強い運動が起こせるというわけです。

 

人の身体ではこのような筋と筋の引っ張り合いが色々なところで起こっています

この引っ張り合う状態が少なければ少ないほど、身体は「楽」に動かせるのだと思います。

いくつになっても筋肉は付きます、、、?

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人間はいくつになっても筋肉は発達すると言われています。

 

ちょろっと「ボディービルダー 高齢」で検索すると、84歳でボディービルダーをやっておられるかもいるみたいです(汗

 

「筋肉はいくつになっても発達する」

 

これに関しては事実であると思います。

 

ですが、

 

「頑張ればいくつになっても筋肉はつきますから頑張って筋トレしましょう!」

 

というのも少し短絡的であると思います。

 

確かに筋肉は発達しますが、同時に加齢に伴い筋力が低下することも事実です。

 

運動能力を向上させる=筋力を強くするという考えだけになると、リハビリ=頑張ること=しんどいことになってしまいます。これは、よほど自分に厳しくないとできないんじゃないかなと思います。

 

高齢の方の場合、筋肥大をさせるためには運動だけではなく、栄養面に関しても十分でないといけません。

 

ということは栄養管理も行いつつ、適切な運動を処方する必要があります。

栄養面も十分、適切な運動負荷もかけている。よしこれで筋肉モリモリだぜ!ってわけにもいかないんですねー。

 

筋トレは成果が出るまでにある一定の期間を要すると言われています。一般的な書籍では大体3ヶ月程度必要とされています。

(実際にはまず神経的な部分の回復があるので、筋肥大していなくても筋出力としては向上しています。)

目標達成までの期間が長いと、成功体験に結びつきにくいことも重なりトレーニングが継続できない場合も多いです。

 

誤解のないように言っておきますが、筋力は絶対に無いよりあった方がいいに決まってます。だけどもっと大事なのは、その筋力、筋肉をどのように上手く使えるか。
自分という乗り物をいかに上手く乗りこなすかが重要であると考えています。

 

今の目標〜ぐにゃぐにゃを目指す〜

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今の私の目標としては、相手の身体をぐにゃぐにゃにして、運動時の力の差異を生み出す事が出来る身体を提供できるようにしたいと思っています。

 

 

最終的には運動から相手に気づきを与えていかないといけないが、まだまだ僕自身が不十分なところが多い。リハビリの中では、徒手療法も併用しながら実施しています。

 

 

このぐにゃぐにゃな身体を提供していくためには、身体の中でも硬い部分を取り除いていく必要があると考え、徒手での介入ではトリガーポイントのリリース、運動療法ではトリガーポイントを活性化させないように「楽」に動けるようにしていくことが重要であると考えています。

 

最後に

まだ自分の中で「楽」に動けるということが、うまく言語化できていないので少しわかりにくかったかもしれません。

 

現在は、野口先生の表現している状態がしっくりきている気がするので、これを軸にしながら、自分の学んできたことと照らし合わせて、自分なりの軸にしていきたいと思っています。

 

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