患者さん、セラピストに「楽」を届けたい

雑感
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どうも!初めての方は初めまして!

脱力系理学療法士のおはぎと言います!

個人ブログを立ち上げてからの記念すべき最初の記事の投稿になりますので自己紹介から簡単にさせていただきます。

私は現在、関西の病院で理学療法士として勤務しています。

臨床経験は現在6年目で、今まで法人内の回復期→急性期(呼吸器・循環器・中枢系疾患)→生活期→回復期→4月から訪問リハビリと経験させていただいております。

 

なぜブログを始めようと思ったのか?

今回なぜブログを始めようかと思ったのか。それは今まで少ない臨床経験の中で、自分の「軸」というか、大事にしている部分とはなんなんだろうと振り返るきっかけが出来たことがあります。

それは何事も患者様のせいにしない。ということです。

 

私は今までの勉強をほぼ徒手療法への勉強に注いでいます。

 

まぁ手技に関してはそこまで量は多くないですけどね。まともにやったと言えるのは、SJFくらいですかね。(SJFに関しては一応、基礎コース、応用コース共に修了しています)

後は手技ではないですが、最近はトリガーポイントや東洋医学も勉強をしています。私がなぜ、徒手療法に関して深く勉強している事には理由があります。

 

患者さんにとっての「楽」とは

先ほども書きましたが、私は就職して最初の年は回復期病棟に配属になりました。

 

回復期とは、病気や怪我も生命に関わる重大な局面は脱して、後は元の生活に戻るために身体機能を回復させる時期にあたる部分です。

 

そのため回復期病棟に来られる患者様は基本的にはリハビリやる気満々な人が多くいる印象でした。

 

ですが、そこで出会った患者様にあることを言われました。

 

 

「俺はこれ(ナースコール)があればいいんだ。もぉ動けないんだから動きたくない。」

 

 

 

いわゆる拒否的な患者様だったわけなんですが、新人だった私にとってはかなり衝撃的でした。

 

だってその人の話を聞くまで、「みんなリハビリをしたい」と思っていたわけですから。当時の私もかなりお気楽な考えしていました。

 

最終的にその人には何とか説得をしながら渋々やってもらったんですが、その時から私はこんな風に考えるようになりました。

 

 

 

「自分がもっと治療が上手かったら、自分の伝え方がもっと上手ければ、患者さんに嫌々リハビリをしてもらうことも無いのに、、、。」

 

 

 

もちろん理学療法士の技術は徒手療法だけではなく、運動療法も環境設定など、とても重要なことは他にも多いです。

 

賛否両論あると思いますが、私はどんな人も環境が整っていれば勝手に動く様になると思っています。

 

 

環境といってもいろいろなものがあり、患者さんの身体機能もその環境の中に含まれると思いますし、介入するセラピストも同じく環境に含まれます。

 

 

 

したがって、患者さんが動ける様になるためには患者様の努力ではなく、セラピスト側の努力であると私は思います。

だから私は何があっても、できない理由を患者様には作らないようにしていますし、これからもしていきます。

 

 

そんなこんなで今までずっと徒手療法を中心に勉強し、対象とするものも「痛み」をメインに考えることが多かったです。

しかし今改めて思うと、私がしたい事って「痛み」を取ることなんだろうか?と疑問に感じる様になりました。

 

しばらく考えていると、以前に行った勉強会で講師の先生がおっしゃっていた言葉を思い出しました。

 

 

患者様は私達が頑張れと言わなくても最初から頑張ってるんだ。私達は患者様がいかに頑張らなくて良くなるかを考えなければならない。」

 

 

患者さんは病気や怪我を治すため、今まで生活していた場所に帰るため、必ず頑張っています。

 

 

 

先ほどの患者さんも口では「動きたくない」と言っていましたが、患者さんなりに頑張っていたのだと思います。

 

 

 

今この時頑張っている患者さんが正しい動作方法がわからなく、闇雲に頑張ってしまい、その頑張りが報われないのは、とても悲しいことです。

 

 

 

なので私たちのセラピストが患者さんに「楽」な動作を誘導したり、頑張りすぎている要因を取り除いていければ、「楽しく」リハビリが行えるのではないかと思いました。

 

セラピストにとっての「楽」とは

私は今まで、患者さんに「楽で楽しい」リハビリを提供するためにいろいろと勉強してきたわけですが、経験年数も徐々に上がり、後輩を指導するときも増えてきました。

 

 

そこで今まで自分が学んできた事を、後輩に指導するときにどうしても「うまく伝えられない」ことがとても多かったんです。

 

 

せっかく後輩が自分に意見を聞きにきてくれたので、後輩が後で調べる必要がない様にと細かく伝えすぎていたことを最近になって気づいてきました。

 

 

人は誰でも「なるべく簡単に」「なるべく楽に」を求めてしまうものであると思います。

 

 

 

「〜だけダイエット」などが流行っているのもそのためだと思います。

 

 

 

しかしそれは決してネガティブな意見だけではないと思っています。

 

 

 

ポジティブな意見としては「〜だけ」でいいんだったらとりあえずやってみようかな?という様に行動に移しやすいからです。

 

 

 

知識や技術は頭の中にあっても意味はなく患者さんに還元できて初めて意味ができると思っています。

 

 

 

そのためセラピストが「楽」に考えることができれば、それだけ患者さんにその知識・技術が適応しやすくなります(もちろんリスク管理は十分に行った上ですけど)

 

 

 

臨床場面においては、もちろんガイドラインに沿ったエビデンスグレードの高いものを選択することも大切です。

 

 

 

しかし臨床推論を進めていく上では、エビデンスにないものも仮説・検証していかなければなりません。

 

 

そのときに自分の中の知識を複雑なままにしておくと、結局使えない。となってしまいます。

 

 

どうしても理学療法士などの医療系の職種の人は難しく考える、傾向が強いと思います。

 

 

これは他職種との連携や患者さんへの指導でも言えることです。

セラピストが得意とする動作分析や姿勢分析に関しても、複雑な難しそうな言葉をただ並べるだけになってしまうと、相手に結局伝わらないのでせっかくの知識も無駄になります。

 

そのため私たちセラピスト側も自分の中の知識を「簡単にまとめる」ことが必要になると思います。

 

 

このブログで少しでもセラピストの方達にも「楽」に知識を使える「簡単にまとめる」ことを伝えていき、日々の臨床が「楽しく」なればと思っています。

 

 

最後になりましたがこれからはこのブログで患者さん、セラピストに「楽」を届けたいとい思います。
これからよろしくお願いします。

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